計算が苦手になった理由は?|小学生の計算力を上げるための3つのステップ

算数の勉強

子どもが計算を避けるようになった……

これは、計算が苦手になってきたサインかもしれません。

早い段階で計算が苦手になる理由を知って、解決できれば、計算大好き・勉強得意をキープできるかもしれません。

今回は、子どもが計算を苦手になる理由と、計算力を上げるための3ステップをご紹介します。

どうして計算が苦手になるの?

計算問題は、文章問題や図形問題に比べて、やり方さえ分かれば解きやすい問題です。

それでも、計算が苦手と感じてしまうお子さんは少なくはありません。

計算が苦手と感じてしまうのは、

  • スピードを求められてしまうから
  • 間違いが多くなってしまうから
  • 前の単元の理解度がもろに影響するから

このような理由があるからなんです。1つずつ解説していきますね。

スピードを求められてしまうから

計算は、簡単な分どれだけ早くできるか?を競いがちになる単元です。

小学1年生のたし算を学んでいるときは、たかだか1桁+1桁の計算でも、両手を使いながらゆっくり考え、1問20秒も30秒もかけて解くことができました。

しかし、学年が上がってくるにつれて、学んだらあとはたくさん計算して慣れろと言わんばかりに、大量の問題を短時間で解くように言われてしまいます。

そのため、スピードを重視してしまって焦り、気持ちが逸り、そして、計算ミスしてしまう。そんなことを繰り返していたら、やる気なんてなくなりますよね。

間違えやすくなってくるから

スピード重視にも関係しますが、学年が進むと計算ミスがしやすくなります。

1桁+1桁の足し算であれば、大して間違えにくいものですが、3桁÷1桁の割り算(4年生レベル)になってくると、計算するために掛け算や引き算を組み合わせて答える必要があるため、間違える機会も増えてしまうのです。

そのため、そもそも掛け算を間違えてしまったり、掛け算が合っていても引き算で間違えたりするのです。

以前習った単元のつまづきが響いてくるから

先程ご紹介した「間違えやすくなる」ことと近いのですが、学年を超えて以前ならったものが定着していないことで計算が進まないこともあります。

例えば、3桁÷1桁の割り算の場合、この割り算を学習するのは4年生です。

しかし、計算に必要な九九や2桁-1桁の引き算は2年生で学習します。

2年生から3年生の段階で、九九や引き算をしっかりマスターしていない場合、4年生になって割り算の計算が劇的に難しく感じてしまうのです。

計算が苦手になってきた?そのときにやることは?

計算問題を避けたり、苦手というようになったら、以下の順番で少しずつ計算問題に鳥くんでみてください。

  • どこにつまづいているのかを明確にする
  • 概念を理解する
  • モチベーションを維持できる量で慣れさせる

具体的にどのようにするか、1つずつ解説してきますね。

どこにつまづいているのかを明確にする

計算が苦手な理由でもご紹介しましたが、学年が上がれば上がるほど複雑になり、今習っている計算がわからないのか、その前段階からわからないのかによって、勉強するべきことが変わってきます。

まずは、どこでつまづいているのかを明確にする必要があります。

例えば、3桁÷1桁の割り算(筆算)の場合、3桁の割り算がわからないのか、1桁÷1桁の割り算がわからないのか、掛け算でてこないのか、引き算の計算で間違えるのか、など取り急ぎ考えるだけでも4つのポイントがあります。

このつまづいているポイントを明確にすることで、次になにを復習すべきかが見えてきます。

概念を理解させる

計算の仕方を丸暗記することはできますが、それだと、その計算問題はできても、次に出てくる計算問題には通用しない可能性があります。

だからこそ、概念をしっかりと理解させる必要があります。

掛け算ならば、1袋4つ入りの果物が何袋あるかをすぐ分かるように九九を覚える。

割り算ならば、10つのケーキを◯人に分けたときに、1人どれくらいもらえるのかが分かる。そのためには、◯人になん個まで渡せるのかを考えるために九九が必要になる。

こういうのは、教科書の一番最初でやることです。

これを「暗記」で済ませてしまっている子どもと、どういうことをしているのかを分かっている子どもは、難易度が上がった問題になったときに、踏ん張れるかどうかが違ってきます。

モチベーションを維持できる量で慣れさせる

計算問題も大量に見るとやる気なんてなくなります…。漢字の書き取り練習に似ていますよね。モチベーションなんてだだ下がりです。

ですので、モチベーションをなくさない量の問題量を、できる限り毎日、もしくは2日に1回程度行ってください。毎日できるならば、1日1問でもいいと思っています。

要は、自分はできるんだということを覚えさせる・できるということに慣れることが大切です。

やる問題は、まずはつまづいているところから。割り算ができない状態でも、つまづいているのが九九ならば、九九の問題から行ってみてください。

子どもは単純と言ったら怒られますが、できることが分かればモチベーションは上がってきます。1日1問しかやらないと言っていた子も、できるようになってくれば、3問4問とやれるようになってきます。

それを続けることで、計算問題に慣れてくるのです。

さいごに

この方法は、大人が介在しないとできない方法です。

現代の忙しい大人からしたら、手間も時間もかかる方法なのです。最初のうちなんて、口答えもするし、拒否もするし、大変だと思います。

まずは3日、そして1週間継続ができれば、後は自分でもできるようになってきます。

そうなれば、前向きになってくれた証拠。

大変だと思いますが、ぜひとも勉強嫌いになる前にやってみてください!

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